デーツを毎日食べるとどんな効果がある?相性のよい食品や注意点も解説

今、話題になっているドライフルーツといえばデーツです。スーパーやコンビニで見たことがある方も多いのではないでしょうか?スーパーフードとして注目度が高まっているデーツには、様々な健康効果や美容効果があります。

今回は、デーツを毎日食べるとどんな効果があるのかご紹介します。また、特に女性に嬉しい効果、デーツと相性の良い食品や摂取時の注意点についても解説するので、ぜひご一読ください。

 

デーツってどんなドライフルーツ?

デーツはヤシ科のフルーツで、古来から中東や北アフリカで重宝されてきました。ねっとりとした食感で、干し柿や黒糖のような甘い味わいが特徴です。他のドライフルーツより味にクセがないため、食べやすいといわれています。

ひと粒の中に、食物繊維やビタミン、カリウムウやカルシウム、鉄分や亜鉛などさまざまな栄養素がつまっています。さらに低GI食品なので、血糖値の上昇が緩やかなのが特徴です。

デーツの産地

デーツの主な産地は、イランとアメリカです。イラン産にはピアロム種やサイヤー種、アメリカ酸にはマジョール種やリグレットノア種があります。

その中でも最高級といわれているのピアロム種で、黒糖のような甘さと上品な香りが特徴です。サイヤー種は甘さが強めですが、濃厚でコクもあります。

リグレットノア種は、甘さが控えめなので食べやすいです。一方、マジョール種は、水分量が多くねっとりとした食感が特徴です。リグレットノアよりもかなり大きく、食べ応えもあります。お菓子やパンの材料に最適!

デーツのタイプ

デーツにはさまざまなタイプがあるので、好みの柔らかさや用途に合わせて選ぶとよいでしょう。まず、柔らかさには主に3つの度合いがあり、ドライタイプ・セミドライタイプ・フレッシュタイプの3つがあります。

かためでしっかりとした食感がお好きな方はドライタイプ、ややかためがお好きな方はセミドライタイプ、やわらかくねっとりとした食感がお好きな方はフレッシュタイプをおすすめします。

次は、用途別に最適なデーツのタイプをご紹介します。粒タイプ・ペーストタイプ・シロップタイプの3種類があり、そのまま手軽に食べたい方は粒タイプがおすすめ。

ペーストタイプは、パンやクラッカーに塗ったりお菓子の材料としてつかったりとさまざまな用途があります。液体のシロップタイプは、アイスやパンケーキなどにかけて楽しんだり、料理のたれやソースの隠し味にしたりできます。

 

毎日食べると期待できる効果

デーツを毎日食べると、健康面でも嬉しい効果がたくさん!具体的にどんな効果が期待できるのか気になるところですよね。そこで、主な効果を6つご紹介します。

生活習慣病を予防する

2つめは、生活習慣病を予防する効果です。デーツに血圧を調整する働きがあるマグネシウムやミネラルが含まれているため、高血圧を防ぐことができます。高血圧を予防することが動脈硬化、さらに親近感や脳梗塞などの生活習慣病の予防にもつながるでしょう。

ストレスを和らげる

3つめは、ストレスを和らげる効果です。ストレスが溜まると自律神経が不安定になり、不眠や胃痛を引き起こすこともあります。ストレスが原因でニキビができる女性も少なくありません。

デーツには、ストレスに効果があるカルシウム・ビタミンB群・ビタミンCが含まれています。体内のカルシウムが不足すると栄養不足になりイライラしがちになるので、ストレス対策にカルシウムの十分な摂取は欠かせません。また、ビタミンB群やビタミンCには自律神経を安定させる働きがあるので、ストレスを和らげ効果が期待できるでしょう。

丈夫な骨をつくる目を保護する

4 つめは、目を保護する効果です。パソコンやスマホの画面を長時間見ることで、私たちは知らず知らずのうちに目を酷使しています。デーツに含まれるカロチンは、体内に吸収されるとビタミンAに変換され、目のピント調整機能などが期待できます。

目は、紫外線によってもダメージを受けていますが、デーツには目を保護するルテインやアゼアキサンチンなどが豊富に含まれているので、目の健康維持にも役立つでしょう。

丈夫な骨をつくる

5 つめは、丈夫な骨や歯をつくる効果です。私たちは加齢とともに骨が脆くなりやすく、骨粗しょう症のリスクも高まりやすいです。デーツには、骨を作る成分であるカルシウムやリンだけでなく、骨を強くする働きがある銅も含まれています。

二日酔いを防ぐ

6つめは、二日酔いを防ぐ効果です。デーツに含まれる亜鉛には、アルコ―ㇽ代謝の働きがあります。体内のアルコールを分解してくれるので、デーツを摂取することで、翌日の二日酔いを防ぎやすくなるでしょう。

 

女性に嬉しい効果

デーツは健康効果があるだけでなく、美容効果やダイエット効果もあるから、女性に大人気。ここでは、女性に嬉しい効果を7 つご紹介します。

ダイエット

1 つめは、ダイエット効果です。デーツの1粒(4gの場合)カロリーは約11kcal、100gだと約275kcalになります。だから、ダイエット中でも安心して食べられます。ダイエット中は甘いものがほしくなることが多いですが、甘みがあるデーツなら満足感もバッチリ!

さらに、デーツには脂肪を燃焼させるビタミンB2糖質をエネルギーに変換するビタミンB1が含まれています。必要な栄養をしっかり摂りつつ痩せやすくなるデーツは、ダイエットにもってこいですね。

便秘を解消する

2つめは、便秘を解消する効果です。食物繊維には水溶性と不溶性の2種類ありますが、デーツに含まれている食物繊維はほぼ不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維は、体内の水分を吸収し便のカサを増す働きがあるので、便秘を解消しやすくなります。また、整腸効果のあるマグネシウムも含まれており、腸内環境を整えるのにデーツは最適のドライフルーツといえるでしょう。

貧血を解消する

3つめは、貧血を解消する効果です。デーツには、貧血を予防する鉄分や銅が含まれています。特に、鉄分はバナナの2倍以上!特に、女性は生理や妊娠期間中またはダイエット中に亜鉛や鉄分が不足しがちなので、デーツを毎日摂取するようにしたいですね。

貧血の解消に役立つ栄養素が、もう一つあります。それは、造血ビタミンと呼ばれる葉酸です。葉酸には赤血球の生成を助ける働きがあるので、貧血の予防に欠かせません。

アンチエイジング

4つめは、アンチエイジング効果です。男女問わず、何歳になっても若々しくいたいと思う方は少なくありません。デーツには抗酸化作用が高いポリフェノールが含まれているため、体の錆びつきの原因となる活性酸素を除去することができます。その結果、若々しい身体や肌に近付くことができるでしょう。

美肌や美髪になる

5つめは、美肌・美髪効果です。デーツには、美容効果の高いビタミンB群が含まれています。ビタミンB2には、外部からのダメージを受けた肌を修復する働き、ビタミンB1には皮膚の健康維持の働きがあります。

また、デーツには健康な髪をつくる亜鉛も含まれています。亜鉛は体内で生成されない栄養素なので、デーツを摂取して髪の健康も維持しましょう。

むくみを解消する

6つめは、むくみを解消する効果です。むくみを解消する働きがある栄養素は、カリウムです。カリウムには、体内の老廃物や水分を体外に排出する働きがあります。カリウムが豊富に含まれたデーツは、むくみやすい方におすすめ。

妊娠中の栄養補給

7つめは、妊娠中の栄養補給効果です。デーツに含まれている葉酸には、遺伝子の合成をする働きがあります。

妊娠初期の女性にとって、胎児の発達を手助けする葉酸は欠かせません。葉酸が含まれたデーツは、妊婦さんに積極的に摂ってほしい食品です。

 

デーツと相性がよい食品

デーツは単品で食べても良いですが、ある食品と組み合わせることで、さらに効果が高まります。例えば、ナッツやヨーグルト、柑橘類などがあります。

ナッツ

デーツは、アーモンドやくるみなどのナッツと相性がよいです。ナッツに含まれているビタミンEと不飽和脂肪酸は、デーツには含まれていません。ナッツと一緒に摂取することで、栄養バランスがさらに良くなるでしょう。

デーツに切り込みを入れて、ナッツを挟むだけ。美味しいのはもちろんのこと、見た目もオシャレです。食感の相性もよく、お酒のおつまみにも合いますよ。

クリームチーズまたはヨーグルト

デーツの甘さを少し和らげたいときは、クリームチーズまたはヨーグルトと合わせてみてください。デーツを食べやすい大きさに刻んで混ぜるだけ。デーツの甘さが苦手な方でも、ほどよい甘さになり食べやすくなります。食物繊維が豊富なデーツと乳酸菌のとれるヨーグルトを組み合わせたら、腸内環境の改善効果も高まるでしょう。

柑橘類

栄養価を高めたいときは、柑橘類と合わせてみてください。柑橘類に含まれるビタミンCは、デーツには含まれていません。メラニン生成を防ぎ美肌効果を高めたいときは、デーツと柑橘類を組み合わせましょう。

 

デーツ摂取時の注意点

デーツ摂取時には、守ってほしいポイントが4つあります。デーツは体に良いドライフルーツですが、正しく選んだり食べたりしないと、効果を実感できないどころか逆効果になることもあります。それでは注意点について、1つずつ解説します。

毎日継続して食べる

デーツの1日あたりの摂取量は、3~5粒です。毎日継続して3~5粒を食べるようにしましょう。数日分をまとめて食べたりしても、効果が大きくなるわけではありません。

むしろ、一気に食べると血糖値が急激に上昇する可能性があるので、日々の摂取量にできるだけムラがないようにするとよいです。

食べ過ぎない

デーツは低GI食品ですが、食べ過ぎたら血糖値は急激に上昇します。さらに糖質も摂り過ぎると、エネルギーとして消費できず脂肪として蓄積されやすくなります。さらに、利便作用が働き過ぎて下痢を引き起こすこともあるかもしれません。

食べ過ぎないように、1日に数回に分けて食べるようにするとよいでしょう。また、小さく刻んで食べるのも、おすすめです。

無添加のものを選ぶ

デーツを購入するときは、余計な食品添加物が入ってない無添加のものを選ぶとよいです。食品添加物は化学物質なので、体内に取り込むと消化に負担がかかることもあります。購入するときは、添加物が入っていないか表示を確認するようにしましょう。

昼までに食べる

デーツは、1粒(4gの場合)カロリーは約11kcalですが食べ過ぎに注意。夜食べると、カロリーを消費しきれずに、脂肪を溜め込んでしまうリスクがあります。デーツを食べるのは、昼までに食べることが望ましいです。

 

デーツを毎日食べて健康やダイエット効果を高めよう

ひと粒の中にさまざまな栄養素がつまっているデーツは、健康や美容、ダイエットのために毎日継続して食べたいもの。体の内側から綺麗になりたい方に最適のスーパーフードです。

栄養たっぷりのデーツの効果を実感するには、デーツを毎日継続的に摂取することが大切です。食べるタイミングや組み合わせる食品などを工夫して、デーツの効果を最大限実感したいですね。

当店が厳選したデーツ&ドライフルーツ類は【コチラ!】

友だち追加

トップページに戻る

おすすめ記事

  1. ドライフルーツは太る?ダイエット効果がある食べ方や選び方を徹底解…
  2. くるみは男性ホルモンを増やしたい人に最適!男性ホルモンが増加しや…
  3. ドライフルーツはダイエットに最適!おすすめの選び方や食べ方を解説…

関連記事

  1. おつまみにはナッツが最適!相性がよいお酒やアレンジレシピもご紹介…
  2. 栄養豊富なドライフルーツが気になる!栄養成分や健康・美容効果を知…
  3. デーツの味や種類を知りたい!栄養や食ベ方そして摂取時の注意点も解…
  4. ピスタチオのさまざまな食べ方を知りたい!選び方や保存方法なども解…
  5. ひまわりの種の栄養や効果に注目!食べ方や摂取時の注意点も徹底解説…
  6. ひまわりの種って食用があるの?栄養素や食べ方そして注意点も徹底解…
  7. ナッツはストレス解消に最適!効果的な栄養素や食べ合わせなどを紹介…
  8. 体にいいナッツはどれ?健康効果があるナッツをランキングで紹介!

NEW POSTS

PICKUP

CATEGORY

PAGE TOP