最近、スーパーやコンビニでもピスタチオスイーツが話題になっていますよね。ピスタチオは栄養価が高く、鮮やかな緑色と濃厚な味がクセになると言われています。
ピスタチオがどんなナッツなのか詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか?今回は、ピスタチオの特徴や効果、選び方や食べ方などをご紹介します。
ピスタチオってどんなもの?
ナッツの女王と呼ばれているピスタチオは、栄養価がとても高いです。噛み応えがありねっとりとした食感が特徴です。特に、女性に大人気!
クセがないためどんな料理にも合わせやすく、ケーキやアイスクリーム、クッキーなどの製菓材料から料理にまで使われる人気食材です。
緑の部分が鮮やかであるほど、良質なピスタチオと言われています。食べるときは、固い殻を剥いて、中の緑色の部分だけ食べるのが一般的です。
ちなみに皮を剥く方法は、殻の割れ目の隙間に指を差し込むだけ。2個めからは、剥いた皮を隙間に差し込んでねじるという方法もあります。
ピスタチオの栄養成分
ピスタチオには、不飽和脂肪酸や食物繊維、カリウム、銅や鉄などがバランスよく含まれています。ピスタチオの主成分は脂質ですが、大半がオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸です。オリーブオイルと同じ良質な植物性脂肪なので、コレストロールはゼロ!
ピスタチオの栄養成分といえば、ビタミンB6も忘れてはいけません。ビタミンB6は健康な皮膚や髪、歯をつくる大切な栄養素です。
ピスタチオの種類
ピスタチオには色々な種類があるから、どれにすればいいのか迷うことありませんか?まずは、ピスタチオにはどんな種類があるのか見てみましょう。
ピスタチオには、ふっくらした優しい味わいのアメリカ産、甘味とコクが強くカリっとしているイラン産、コクと旨味がありまろやかな味わいのギリシャ産があります。
次に、生タイプ・素焼きタイプ・味付けタイプをご紹介します。
生タイプ
生タイプは、加工していないタイプです。採ったままの状態ですが、そのまま食べることができます。お腹が弱い方が生タイプを食べる場合、まずは1粒か2粒試してみて、体調が悪くならないか様子見すると安心です。
素焼きタイプ
生のピスタチオをローストしたのが素焼きタイプです。お菓子や料理に活用する場合、この素焼きタイプを使うことが多いです。自分好みの味付けにしたい方や塩分控えめにしたい方に、おすすめ。
味付けタイプ
おつまみやおやつで食べることが多いのが、味付けタイプです。素焼きタイプに塩や調味料で味付けをしているので、手を加えなくてもそのままで美味しくいただけるのが魅力ですね。味付けタイプにも、燻製タイプや塩味タイプ、ブラックペッパーの味付きタイプなどバラエティ豊富です。
ピスタチオの効果
ピスタチオには、様々な嬉しい効果があります。健康や美容効果だけでなくダイエット効果もあるのが嬉しいところ。ピスタチオは、いつまでも若々しくキレイでいたいと思う女性の味方ともいえるでしょう。それではピスタチオの効果について、1つずつ解説します。
便秘予防の効果
まずは、便秘予防の効果です。ピスタチオに含まれている水溶性食物繊維は、腸内環境を整える働きがあります。さらに、不溶性食物繊維も豊富なので、水分を吸収して便の量を増やすことができます。つまり、排便を促す働きがあるのですね。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方をピスタチオで摂取することで、便秘を予防することができます。腸内環境を良くして、便秘や下痢、肌荒れなども防ぎましょう。
ダイエット効果
次に、ダイエット効果です。ピスタチオは腹持ちがよく少量でも満足できるのでダイエットに最適なのです。
タンパク質と食物繊維が豊富なので、太りにくいのもポイントの一つです。体内の塩分量を調整するカリウムも豊富で、むくみも解消されスッキリ!
美肌効果
3つめは、美肌効果です。ピスタチオに含まれるB-カロテンはニキビの改善や肌の乾燥を防ぎ、ルテインで紫外線から肌を保護することができます。
さらに、B-カロテンやルテインの抗酸化作用で、若々しくハリのある肌に近付くのが嬉しい!新陳代謝も高まり、シミの元であるメラニンを減らす効果も期待できるでしょう。
アンチエイジング効果
4つめは、アンチエイジング効果です。ピスタチオに含まれているB-カロテンとルテインには抗酸化作用があるため、身体の老化を進行させる活性酸素を除去することができます。肌の老化を防いでくれるので、若々しい肌を保つことができるでしょう。
貧血の予防効果
5つめは、貧血の予防効果です。ピスタチオは、血液の生成に役立つ鉄分が豊富。さらに、鉄の吸収を促す銅も含まれているため、より鉄分の吸収が期待できます。
特に女性は、生理中に貧血の症状が出やすいです。貧血になりやすい方は、ピスタチオを継続的に摂取するようにしましょう。
冷え性の改善効果
6つめは、冷え性の改善効果です。ピスタチオに含まれるオレイン酸とリノーㇽ酸のおかげで、血液がサラサラになり血行も良くなります。
身体の隅々にまで血液が行き届くため、冷え性の改善も期待できるでしょう。冷え性で悩んでいる方は、ぜひピスタチオを摂取してください。
生活習慣病の予防効果
7つめは、生活習慣病の予防効果です。生活習慣病とはガン・脳血管疾患・心疾患の3つで、主な原因は動脈硬化や糖尿病、高血圧、脂質異常です。
ピスタチオに含まれるB-カロテンはガンの予防や血管の効果を防ぐ働きがあり、オレイン酸やリノール酸には中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし脂質異常を防ぐ働きがあります。
また、カリウムが体内にある余分な塩分や水分を排出してくれることで、高血圧の予防効果がさらに高まると言われています。
疲労回復の効果
8つめは、疲労回復の効果です。ピスタチオに含まれるビタミンBは糖質を身体のエネルギーに変換する働きがあります。
さらに、鉄や銅は血液を作りだし、その血液が酸素を身体じゅうに運んでくれます。そのおかげで、私たちは疲れにくい身体になることができるのですね。
眼病の予防効果
9詰将棋は、眼病予防の効果です。眼病とは、白内障や黄斑変性症(物が歪んで見える症状や視野が狭くなる症状)などのことですね。
ピスタチオに含まれるルテインは、脂と一緒に摂取するとさらに眼病の予防効果が高まると言われています。ピスタチオには油脂が含まれているので、ルテインを摂取しやすいというわけです。
骨をつくる効果
最後にご紹介するのは、骨をつくる効果です。女性は歳を重ねるにつれて、骨の量が少なくなってきます。それに伴い、骨折や骨粗しょう症のリスクも高まってしまうのです。
しかし、ピスタチオに含まれるビタミンKには、骨の形成を高める働きや骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ働きがあるので、ピスタチオを積極的に摂取したいですね。
ピスタチオのおすすめの選び方
ピスタチオを選ぶとき、押さえておきたい2つのポイントがあります。選び方を把握しておくことで、ピスタチオの栄養をより摂取しやすくなるでしょう。
殻付きピスタチオを買う
ピスタチオは、殻付きのものがよいです。なぜかというと、ピスタチオは湿気に弱いという性質があります。したがって、食べるときまで殻を付けておくとよいでしょう。
皮を剥いているピスタチオの場合、食物繊維が豊富な渋皮が除去されていることがあるため、食物繊維をたっぷりと摂取するためにも殻付きが望ましいです。
緑色の濃いものにする
ピスタチオを購入するときは、緑色の濃いピスタチオをおすすめします。緑色の濃いものは、それだけ栄養も豊富ということです。ピスタチオで、栄養をたっぷりとチャージしましょう。
ピスタチオのおすすめの食べ方
ピスタチオはそのまま食べるだけでも健康や美容効果を実感できますが、食べ方を工夫すると、さらに効果を高めることができます。ここでは、おすすめの食べ方をご紹介します。
加熱しないで食べる
加熱しないで食べることで、ピスタチオの栄養を十分に摂取することができます。ピスタチオに含まれている不飽和脂肪酸は、熱に弱い性質のものがあるため、加熱しないでそのまま食べるとよいでしょう。ピスタチオ本来の食感や風味も楽しめるので、おすすめです。
渋皮もそのまま食べる
ピスタチオを食べるとき、赤茶色の渋皮を取っていませんか?この渋皮には食物繊維が豊富に含まれているので、渋皮をつけたまま食べるようにしましょう。
スイーツにアレンジ
ピスタチオスイーツは、日本でも話題になっていますね。お店で購入するのもよいけど、自分でピスタチオのスイーツを作ってみませんか?濃厚なピスタチオは、アイスやジェラートとの相性が良いです。焼き菓子やケーキにも最適!
料理にアレンジ
日本ではまだまだ浸透していないピスタチオの料理アレンジですが、パスタやサラダ、ソースなどにピスタチオを入れてみてはいかがでしょう?ピスタチオの鮮やかなグリーンは、見映えもよくなります。
シリアルやヨーグルト、サラダにトッピングするだけでもOK!濃厚なピスタチオの風味がアクセントになってくれます。
ピスタチオソースも、意外と簡単に作れるのでおすすめ。白ワインや砕いたピスタチオ、オリーブオイルやパルメザンチーズなどをまとめてフードプロセッサーにかけるだけです。パスタソース、お肉や魚のソースとしても重宝しますよ。
ピスタチオを摂取するときのポイント
ピスタチオを摂取するときは、摂取量や保存方法などにも気を付けたいもの。ここでは、3つのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
1日の摂取量
ピスタチオの1日の摂取量の目安は、およそ40~45粒です。3回に分けて食べるとしても、1回につき9粒も食べられるのは嬉しいですね。とはいえカロリーは高いので、食事でカロリーを多く摂取したときはピスタチオを少なめにするなど、日によって調整しましょう。
早めに食べきる
ピスタチオは、湿気・高温に弱い食材なので、開封したら早めに食べきることが大事です。湿気てしまうと酸化しやすくなり、香りも悪くなってしまいます。
また、気温が高いと劣化しやすいので、特に夏は冷暗所や冷蔵庫で保存するとよいでしょう。しっかりと密封するのも忘れずに!
ちなみに、ピスタチオは冷凍保存も可能です。ピスタチオスイーツを作るから鮮やかな緑色のピスタチオがいい!というときは、冷凍保存がおすすめ。色褪せを防ぎやすくなりますよ。
食べ過ぎに注意
ピスタチオはひと粒が小さいため、ついついたくさん食べてしまいがち。食べ過ぎるとカロリーオーバーになるので、はじめから小分けにしておくと安心です。ピスタチオは油分も多いので、食べ過ぎるとニキビなどの肌トラブルに繋がることもあります。
ピスタチオの魅力を存分に味わおう
小さな粒にぎゅっと栄養がつまっているピスタチオ。保存方法や食べ方を理解したことで、ピスタチオの効果をより実感しやすくなります。ピスタチオを色々なアレンジで楽しんで、健康効果だけでなく美肌効果やアンチエイジング効果も実感しましょう!
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