ストレス社会といわれる今、私たちの日常生活とストレスは切り離せないものになっています。ストレスを感じることはあっても、ストレスを溜めないようにしたいもの。
皆さんは、ドライフルーツがストレス解消に最適なことをご存知ですか?ストレスと食べ物には、密接な関わりがあります。今回は、ストレス解消にドライフルーツが最適な理由、効果を実感しやすいドライフルーツ、食べ方や選び方などについて解説します。
ストレㇲが溜まりやすいのはどんなとき?
日々の生活の中で、ストレスを感じる場面はさまざま。知らず知らずのうちに、ストレスは蓄積されていることも少なくありません。では、ストレスが溜まりやすいのはどんなときなのでしょうか?主な場面を3つ挙げてみました。
ダイエット中
1つめは、ダイエット中です。ダイエット中は、カロリーを気にして食事制限してしまうこともしばしば。揚げ物や炭水化物、甘いものを我慢する方も多いかもしれません。
でも、食事制限することで必要な栄養素が不足し、知らず知らずのうちにイライラしてしまうことがあります。また、空腹を我慢できず、たくさん食べて体重が増えるなど、悪循環になりかねません。
生理前
2つめは、生理前です。月経前PMS(月経前症候群)で悩む女性が少なくありません。時期は生理の約2週間前からで、症状は人によってさまざま。頭痛や肩こり、むくみや便秘などの症状がある人もいれば、不眠や疲労感、イライラなどの症状がある人もいます。
仕事中や学校にいるとき
3つめは、仕事中や学校にいるときです。主なストレスは、人間関係が原因のストレスです。特に、4月は異動やクラス替えなど、環境の変化があるので、ストレスを感じる人もいるのではないでしょうか?
ストレス解消にドライフルーツが最適なのはなぜ?
ドライフルーツには果物の栄養素が凝縮されていることは、皆さんもご存知の通り。でも、なぜストレス解消に良いの?と思っている方もいるかもしれません。そこで、ストレス解消に最適な理由を6つご紹介します。
栄養価が高い
まずは、栄養価が高いことです。ドライフルーツは果物の水分を飛ばしたものなので、栄養価は生の果物とほとんど同じです。
少量で効率的に栄養補給できるのは、ドライフルーツならではでしょう。ドライフルーツは皮の部分も捨てることなく、まるごと食べられるのが嬉しいですね。
エネルギーとして消費しやすい
2つめは、エネルギーとして消費しやすいことです。ドライフルーツの甘みは、果糖の甘みです。果糖は砂糖よりもエネルギーとして消費しやすいので、脂肪になりにくいといわれています。
ダイエット中は甘いものを我慢してイライラしやすいですが、ドライフルーツなら摂取量を守れば太る心配もなく、ストレスも溜まりません。
食物繊維が豊富
3つめは、食物繊維が豊富なことです。便秘がちだとおなかが張ったり肌トラブルが増えたりと、不調を感じることしばしば。
ドライフルーツは不溶性食物繊維が豊富なため、腸内の水分を吸収することで膨張し、腸を刺激します。
便秘が解消されると代謝も良くなるので、ダイエット効果も期待しやすいでしょう。さらに吹き出物などの肌トラブルも解消されるため、イライラも解消されやすいのです。
食べ応えがある
4つめは、食べ応えがあることです。ほどよい固さがあるドライフルーツは、食べ応えが抜群!少量でも満足しやすいので、早食いを防ぐこともできます。また、よく噛むのでストレス解消効果や小顔効果も期待できるかもしれません。
ストレスによる酸化を防ぐ抗酸化成分がある
5つめは、抗酸化成分があることです。ドライフルーツには抗酸化成分が含まれているので、ストレスによる身体の酸化を防ぐことができます。特に、いちじくやレーズン、プルーンなどがおすすめ。
手軽に食べられる
6つめは、手軽に食べられることです。ドライフルーツは気軽に持ち運べるので、仕事中のおやつにもぴったり。皮を剥く手間もないから、すぐに食べられるのが嬉しいですね。
ストレス解消におすすめのドライフルーツ8選
ドライフルーツは、種類によって効果が異なります。イライラしているときや疲れが溜まっているときは、ストレス解消の栄養素が含まれたドライフルーツを選ぶとよいでしょう。特におすすめのドライフルーツを8個ご紹介します。
アプリコット
アプリコットは、美肌効果があるカロテン、腸内環境を改善する食物繊維が豊富です。さらに鉄分は生のアプリコットの約8倍も含まれているから、貧血がちな方は積極的に摂取するようにしたいもの。
また、アプリコットに含まれているカリウムは、むくみ解消効果だけでなく、夏バテの予防にもなります。便秘や貧血、夏バテなど身体の不調で、ストレスが溜まりやすい方におすすめ。
パイナップル
パイナップルには、脂質や糖質の代謝を促す働きがあるマンガンが含まれています。ダイエット中の間食にもおすすめ。
脂肪燃焼効果を発揮するプロメラインも含まれているので、ダイエット中でもストレスなく食べられるのではないでしょうか?
りんご
りんごは、むくみを解消するカリウム、便秘解消する食物繊維が豊富です。さらに注目したいのが、ビタミンCは生のりんごの約50倍!
ビタミンCは抗ストレスホルモンを作る働きがあるので、ドライフルーツのりんごはストレス解消にうってつけといえるでしょう。
いちじく
いちじくは、ビタミンCやミネラㇽ、鉄分も豊富です。食物繊維は、水溶性・不溶性の両方が含まれているので、便秘によるストレスも解消しやすいでしょう。
プルーン
プルーンは、緊張や不安を緩和するポリフェノールが豊富です。アンチエイジング効果だけでなく、抗酸化作用やがん予防効果もあります。
ほどよい甘さがあるプルーンは、甘いものを食べたくなるダイエット中にもおすすめ。貧血予防効果があるので、生理前または生理中にもおすすめです。
デーツ
栄養豊富なのにカロリーは控えめのデーツ。甘みが強いから、ダイエット中の間食にも最適です。血糖値が上がりにくく脂肪を溜め込むことも少ないといわれています。
クランベリー
食物繊維豊富なクランベリーは、便秘の予防効果や代謝を高める効果があります。さらに抗ストレスホルモンを作るビタミンCも含まれているため、シミ予防にも最適!肌がきれいになると、イライラも解消しやすいはず。
ブルーベリー
ブルーベリーは、眼精疲労に効果的なアントシアニンが豊富なことで知られていますが、水溶性食物繊維も豊富です。パソコンやスマホの見過ぎで目が疲れているとき、便秘がちなときはブルーベリーを摂取して、身も心もスッキリしましょう。
ドライフルーツの選び方
ドライフルーツには様々なタイプがあるので、どのタイプを選ぶかも大事です。ドライフルーツで上手にストレス解消するためにも、選び方のポイントを押さえておきましょう。
無添加タイプを選ぶ
購入時は、砂糖不使用の無添加タイプのドライフルーツを選んでください。食べやすさをアップさせるために砂糖を使用したものもありますが、血糖値が急激に上昇し体重増加につながる可能性があります。
無添加タイプでも自然な甘みがあるので、満足感を得ることができるでしょう。長期保存できるように防腐剤を使用しているドライフルーツもあるので、余計な成分が入っていないか、表示をしっかりと確認することをおすすめします。
天日干しタイプを選ぶ
天日干しタイプのドライフルーツは、太陽の光で水分を蒸発させているのが特徴です。フライタイプの様にカロリーが高くなることがありません。自然な甘みがあるから、ダイエット中にもおすすめです。
噛み応えのあるものを選ぶ
噛み応えのあるタイプは、少量でも満腹感を得やすいといわれています。セミドライタイプは適度に水分が残っているので、噛み応えがあります。
ドライフルーツの食べ方
皆さんは、ドライフルーツをいつもどのようにして食べていますか?そのまま食べてもいいけど、ヨーグルトやグラノーラに混ぜたりするのもいいし、ドライフルーツとナッツのバーにしたりフルーツティーにするのもおすすめです。
ヨーグルトに混ぜる
ヨーグルトに混ぜるだけと、とっても簡単!ヨーグルトにドライフルーツを入れたら、冷蔵庫で数時間~ひと晩漬けておくだけです。ドライフルーツの味や甘みがヨーグルトに移るから、砂糖も必要ありません。ぷるぷるとした食感もお楽しみください。
グラノーラに混ぜる
ドライフルーツ入りのグラノーラは、ボリュームある朝食にもぴったり!甘いものを我慢しているときでも、これなら罪悪感なく食べられるという方も多いのではないでしょうか?
さらに、牛乳やヨーグルトを合わせることでカルシウムやたんぱく質も摂取できるのが嬉しいですね。
ドライフルーツとナッツのバーにする
ドライフルーツとナッツ入りバーは、意外と簡単に作れます。ドライフルーツとナッツを細かく砕いたら、シリアルとハチミツを少し入れて混ぜてください。
ラップにくるんで成形したら、冷やし固めて完成!好きな大きさに切り分けましょう。
フルーツティーにする
ドライフルーツ入りの紅茶にしたら、いつもの紅茶がワンランクアップします。日によってドライフルーツを変えて、色々な味を楽しむのもおすすめです。
温かい飲み物と一緒に
ドライフルーツを摂取するときは、温かい飲み物を一緒に摂りましょう。温かい飲み物は、心身をリラックスさせる副交感神経を優位にする働きがあります。気持ちが張り詰めているときは、ドライフルーツ&温かい飲み物でリラックスすることをおすすめします。
ドライフルーツ摂取時の注意点
ドライフルーツを摂取するときは、2つのことに気を付ける必要があります。それは食べるタイミングと摂取量です。
午前中かおやつの時間帯
ドライフルーツを食べるタイミングは、午前中かおやつの時間帯がベストです。ドライフルーツに含まれた食物繊維は、午前中に吸収されやすいといわれています。便秘解消の効果だけでなく、代謝が上がり痩せやすい身体になる効果も期待できるでしょう。
1日あたりの摂取量を守る
ドライフルーツの1日あたりの摂取量は、80gです。ドライフルーツは身体に良いものですが、食べ過ぎるとカロリーオーバーになるので気を付けてください。
ダイエット中でも、摂取量を守れば問題ありません。決められた量を小分けにして、こまめに摂取することをおすすめします。
ドライフルーツを活用してストレスを溜めないように努めよう
ドライフルーツは、ストレス解消に力を発揮する栄養素が豊富です。食べ方や選び方を工夫するだけでストレスを和らげることができるので、大いに活用したいもの。
イライラしているときは、自分のストレスの原因を考えてみるといいかもしれません。その上で、自分のニーズに合ったドライフルーツを選んだら、効果を実感しやすくなるでしょう。
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